電子書籍 海外旅行ガイドブックのススメ

海外旅行に行く時に必ず持っていく物の定番と言えばガイドブックではないでしょうか。旅行の計画を立てる時にガイドブックの写真や内容を参考にしたり、渡航先でもガイドブックの地図を参考したりする人も多いはずです。

そんな海外旅行には必需品のガイドブックですが、旅行中には少しかさばるの事実。しかもページの大半はホテル紹介で、宿泊先の決まっている一般的な旅行中おいては必要のない情報が多く無駄に重いだけ。

そんな悩みを解決してくれるのが、電子書籍のガイドブックです。これなら旅行先で分厚く重い本を持ち歩く必要もなく、いつでも何処でも読むことが可能です。

本当に紙のガイドブックよりも便利なのでしょうか?

重く分厚い本とはサヨナラ!

large_5622118027photo credit: Dave_B_ via photopin cc

最大のメリットは冒頭にも書いたように、旅行中に本を持ち歩かなくていいことです。観光中や買い物中はできれば荷物は少なくしたいものです。また、一国の滞在ならまだしも、世界一周など何カ国も周遊旅行するならガイドブック本だけで何kgもの荷物になります。その点、電子書籍ならガイドブックから小説まで端末に何百冊と保存でき、大幅に荷物を減らすことができます。

スマートフォンやタブレットで読める!

smartphone

電子書籍が販売された黎明期は専用端末が必要でしたが、現在ではお手持ちのスマートフォンやタブレットでも「kindle」「kobo」などの無料アプリをインストールすれば閲覧が可能です。

iPhone、iPad、iPod touch、Galaxy、Xperia、Nexus7などiOSかAndroid搭載した端末ならどれでも読めるのです。猫も杓子もスマホの時代です。カメラ代わりにスマートフォンも海外旅行に持っていく人は多いはず。手持ちの端末がガイドブックになれば一石二鳥です。海外では公共の施設(空港、ホテル、レストラン、カフェなど)でwi-fiが無料で提供されている場所が多いので、現地でも情報収集にもスマホを欠かせません。

紙のガイドブックよりも安い!

紙の本より安い

電子書籍全般に言えることですが、同じ内容の紙版があれば電子版の方が最低でも2割ほど安いことが多いです。また、紙版では採算が取れないので出版されていない地域のガイドブックも、電子書籍なら見つかるかもしれません。

複数の端末で読める!

同じアカウントで利用すれば、1冊の購入で異なる端末を利用して同時に読むことができます。ホテルや飛行機の中ではタブレットで読み、観光中はスマホで読むことや、夫婦別々で同じ本をそれぞれの端末で見ることもできるのです。

そのままネットにつながる!

インターネット環境下で、購入した電子書籍のコンテンツにURLが記載されていれば、ワンタップでブラウザが立ち上がりリンク先サイトの閲覧が可能です。紙の用に記載されたURLを入力する必要はありません。本書「Trip Route」シリーズでは大手口コミサイトや地図アプリに検索済みのリンクを張っているため、最新で確実な情報をワンタップで確認できます。

渡航先からでも購入できる!

「休みの前は忙しくてガイドブックを買い忘れた」「現地に着いてからガイドブックを欲しくなった」そんな時でも電子書籍ならいつでも何処でも購入できます。海外ではほとんどのホテルで無料wi-fiが提供されているので、スマホが一台あればその場で購入しすぐに読むことができます。

ガイドブックを広げないから旅行者とバレない!

medium_6066861353photo credit: matt.searles via photopin cc

旅行中に町中やカフェやレストランで紙のガイドブックを広げると旅行者丸出しです。スマホで読める電子書籍ならボッタクリやスリにも狙わる可能性が低いです。

もちろん、渡航先で歩きスマホをしていると端末そのものが狙われるケースもあります。人混みや治安の悪そうな場所では利用せず、カフェやレストランで利用しましょう。

紙の本と遜色ない操作性!

目次が付いたものなら、読みたいページにもすぐにジャンプできます。メモ機能やしおり機能もあるので紙の本に近い感覚で電子書籍のガイドブックを操作できます。

試し読みができる!

電子書籍はそのほとんどが無料で試し読みできます。一度ダウンロードしてみて、使い勝手が良いか確認してから購入しましょう。

デメリット

origin_9898550496photo credit: IntelFreePress via photopin cc

最大の問題は充電が切れると情報を取得できないということです。スマートフォンは液晶画面が大きく、普通に使ってバッテリーが1日持つか持たないか。渡航先で頻繁にネットやガイドブックの閲覧をしていると半日と持たない可能性もあります。

これを克服するにはモバイルバッテリーを持参するのが現状では一番良い方法ではないでしょうか。大容量のバッテリーもかなり安くなってきました。紙の本をやめて別にバッテリーを持ったら本末転倒な気もしますが、普段使いでも使えるので買って損はないと思います。こちらならスタイリッシュなデザインでiPhone6Sを約2回、Nexusu7でも約1回の充電が可能で、お値段も1600円ほどと格安です。

まとめ

非常に利便性が高い電子書籍のガイドブックですが、読むという視点だけに立つと残念ながら紙に勝ることはありません。特に大手の旅行会社が紙版のガイドブックを電子化したものは、本をそのままPDFファイルで作成したものであり、スマホの画面では画像化された文字や地図を読むために毎回ズームが必要で使い勝手も悪く、目次ページでジャンプできないものが多いのが現状です。しかも、別々の専用アプリ(「ま◯ぷる」のアプリ、「こ◯りっぷ」のアプリなど)を利用してからの購入が必要で面倒だったり、一番利用者の多いAmazonのkindle本では販売そのものがなかったりとまだまだインフラが整っていない状態です。これでは電子書籍を利用するメリットも半減ではないでしょうか。

紙向けのコンテンツをそのまま電子版に流用するには無理があり、本来なら電子用として再編集する必要があると思うのですが、日本では販売力がまだまだ未知数な電子書籍に人件費をかけることができないのだと思います。

その点、電子書籍の販売が伸びてる欧米では、大手のLonley Planetが電子書籍用にePubとmobiファイルを販売しています。5年以上前からPDF版の販売実績があり、ようやくPDF版の販売を開始した日本の出版社との違いをみせつけています。Amazonのkindle本としても販売していて、紙版より30%以上も安い価格設定です。

できれば電子書籍向けに作らた専用のガイドブックを購入することをお勧めします。本書は現在3冊の電子書籍用のガイドブックを作成し、Amazonのkindle本として販売しています。通常のAmazonのアカウントとスマホがあれば簡単に読むことができます。まずは無料サンプルからご利用ください。

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